ムリ~ムリ~

正月は孫と一緒だと
世の中の流行を教えられることが多い…

何かを頼むと…「ムリ~ムリ~」と言ってくる。

今、流行りの「妖怪ウオッチ」に出てくる、“ぬり壁”ならぬ“むりカベ”の仕業、なにをお願いしても「ムリ!」の一言で拒否してくる壁の妖怪らしい。

中には、宿題や忘れ物があったら「実は妖怪が悪いんです~」などと言い訳する子供もいるとかで先生も困っているらしい。

大人でも簡単に「ムリ~ムリ~」とか、「私、無理だから~」否定文を連発する者がいるが…
「おい、おい、いい加減にしろよ、もうお前には頼まない」といいたい。

言葉というのは、自分に暗示をかけるものだ
・自分には無理
・自分には難しい
・いっぱいいっぱい
という言葉を使っている限り、この者は優れた結果を出す事は出来ないし、自分の将来を暗くしてしまうだけだ。

難しいかもしれないが、何とかやってみよう~。その辛さによって人間は成長するのだ。
「苦しさ」と「辛さ」は人生の中で大事な栄養素だと思う

「今でしょ!」の 林修氏がこんなことを言っている。

昔、東大の近くのローソンにバイトで留学生が来ていた、最初はほとんど話もできなかったという。それから2か月ぐらいしていくと、ものすごく日本語がうまく話せるようになっていたという、「調子はどうだい」と聞くと「うんまあまあですね」と言って ここでアルバイトしているといろいろな人に会えて日本語の勉強なるといっていた。
その時、林氏は
自分が見ている学生で、この者に太刀打ちできる者は誰もいないと思った。
…と

この留学生は 勉強するために、生きるために働いている。
自分で選び拒否することはできない、苦しい状況でもある。
しかし、いつかはその苦しさを素晴らしい体験だと言える時が必ず来る。
その時こそ、この者が成功を手にした時だろう。