こう言う時は気を付けろ。


数日前に関東の森君?が書いていたブログを視ての思う事…

森君の内容は簡潔に言うと、 「友人から“話しがある”と誘われて行くと…色々の話しの中で、最終的にはネズミ講まがいの勧誘だった…」 と書いている。そして、最後には、誘惑に負けることなく… 「断って…、今度、会ったら説教でもしてやろうと思っている…」 と言っています。

これを読んで、「亮介、エライ…!」
私もホット胸を撫で下ろす。社長は、毎年の新入社員研修会で、最後に必ず、「社会人になったらの人生の罠」を教えています。 その内容は、金利の計算から友達付き合いを分かりやすく簡潔にして説明しています。 特に、『友人や先輩から、何か頼まれたら「断る勇気」を持ちなさい。』…と。 『金銭の絡む事は、友人でも何でも無い。』…と。

私も…若いときは、その様な類いの罠がいっぱいあった。
・女性から誘いの電話があり、訪ねて行くと(多分、この時は鼻の下を長くしてだろう)最後には〇〇を買ってほしい、と言うもの。
・ある大先輩が、この日に〇〇円、この日も〇〇円とお金が入った日にちを細かく書いてある自分の手帳を見せてきた。「凄いですね」と言うと、 自分もこのようになれるというネズミ講まがいの誘いだった。
・ホテルのロビーで待ち合わせして、最上階でのレストランに行く。そこで相手の知り合いらしき女性とたまたま一緒になるというシュチュエーション。最後はなんて事無い、何かの投資話だった。
・更には、保証人になってほしいと言う泣き落とし…など
この話しは、私が断ったので、知人のところにお願いをして、最後はその知人もその保証で倒産してしまった。

この様に、話したらキリがありません。

そして、最近のヤツラは、断ってからの攻め方もマニュアル化されている。森ではないが…「ネズミ講か!」なんて言うと、捲(まく)し立てる様に教育されているのだ。 特に社会人になって直ぐの者は狙われます。

だから…「断る勇気」を持ちなさい。
そして…「簡単にお金が手に入る事」は絶対ないと言う事。
儲かる話は…自分がえさで相手が儲かるもの。

実は、私は今でも「こう言う時は気を付けろ」と手帳に書いて有ります。 その中身は…
※先方から近づいてきた時
※お金持ち振る舞いや現金を魅せびらかす人
※儲け話を持ちかけられた時や、自分が儲けられると思った時
※政治家や著名人の名前が出てきたとき
※銀行マンや営業マンに褒められたとき
※「実は!」と言われたとき
※自分が自慢話しをしているとき

最近は、ツイッターやメール等でも、“なりすまし”的な者が多くあるので、本当に気を付けなければなりません。