厳しい自由


今日も、弊社社員は北見に現場があり、朝6時前に出て行った。
長距離だけに事故が無いように一声掛けて、私なりに、パンと缶コーヒーを持たせて送り出す。

どんなに忙しくても、事故、怪我の無い事を御願いする。

先日だったか…
ある人との会話のなかで、「自分が一番早く会社に出てくる時がある」と言ったら…
「それは、社員にとって、やりにくい社長ですね」と言われて…
大変に大笑いした。

世間って本当にそうなのだろうか…
確かに、ある会社では、「社長が帰らないからみんなも帰れないんだ」と聞いたことがありますが、そんなに社員は社長の風向きを気にしながら働いているのだろうか!
もしその様な会社ならば、社員は100%仕事に集中してはいないだろう。むしろ、仕事よりも上司であったり、社長であったりと風上の風向きを気にしている事に集中されているのではないか?

私が言うのも何だが…
弊社は意外と縦割りの境界線は無いものと思っています。だから仕事の中では別に社長が近くにいようと、みんな気兼ねなく、時に大笑いしながら仕事に取り組んでいるものと思っています。

意外と自由なのです。

「自由」という言葉は、「とても楽なのか!」と思われますが、しかし…実は違います。
実は会社や仕事に於いて、決まり事の中で上からの指示で動く仕事はとても楽なのです。
しかし、決まり事が無く指示の無い仕事くらい、大変なことは無いのです。
だから自分で判断し、自主的に動かなければならない。自主的に動けば自分の行動に責任を持つ様になる。責任を取る仕事ほど大変な事は無いのです。

だから弊社は自由ですが、多分…底知れぬ厳しさがあります。
底知れぬ厳しさとは、やる気の無い者は当然、モチベーションの無い者は付いてこれません。

そしてモチベーションは「誇り」に変わる。