東日本大震災の発生から10年が経ちました。
気分が沈むのであまり考えないようにしていたのですが、
テレビもラジオもこの話ばかりだったのでちょっと10年前を思い出してしまいました。
とはいえ私の地元は岩手ですが、
住んでたとこは内陸なので津波の被害はなく、3日程度の停電と断水でした。
10年前は9歳で小学生3年生、たまたま午前授業で午後は母とお昼寝していたのをよく覚えています。
突然の揺れで起き、母は私を抱きしめて守ってくれて
私は全然おさまる気配のない強い揺れが怖くて泣いてました、
怖かったのですが、いまいち事の大きさは当時分かっておらず、
停電と断水による、夜はロウソクやランプで生活、お風呂は入れない、主食はカップラーメンの
生活が、不謹慎ですがちょっとサバイバル生活みたいで楽しいとか思ってました。
段々と、あの時世間はすごいことになってたんだ…と理解するようになり
岩手を出てからは、美容師さんとかと出身地の話になると、
ほぼほぼ、地震大丈夫だったの~?とか震災のことを聞かれますが、
もしこれが私じゃなくて、震災で家族や友達を失ってしまった方など全然無事じゃなかった人、、だったら
どう思うんだろう、。など思います。
あの時は守ってくれる人がいて、どう動くのが最善なのかも私が考える必要はなかったのですが、
これからは自分の身は自分で守らなきゃいけないし、もしかしたら守る側になってるかもしれないので
10年前のことを忘れず、あの時守ってくれた家族や大切な人達を守れる人になりたいです。