昨年11月22日に旭川実業高校吹奏楽部(以下旭実)と、昨年12月14日に旭川農業高校吹奏楽部(以下旭農)と、今年の3月15日に旭川市立永山南中学校吹奏楽部(以下永南中)の定期演奏会に行きました。吹奏楽部定期演奏会は、ほとんどの中学校や高等学校の吹奏楽部が実施しているが、私の高校時代の同級生のお子さんが出演するなどの理由で、これら3校の定期演奏会に行きました。
旭実の演奏会は市民文化会館で実施され、45名近くの部員での演奏でした。来場客席の通路を行き来する演奏や部員の創意工夫が盛り込まれた寸劇を混じえた演奏などに意味さを感じました。また、アンコール時の部員全員での合唱でのハーモニーの美しさに心を打たれました。合唱曲は「心の瞳」でした。
旭農の演奏会は大雪クリスタルホールで実施され、15名近くの部員での演奏でした。パーカッション楽器と金管楽器の両方をこなす部員の演奏やパーカッション楽器を5個以上こなす部員の演奏があったりして、少ない部員のハンデがありながらも、一人一人が全身全霊を傾ける姿勢に心を打たれました。また、来場客向けに景品を提供する抽選会も演奏を交えて実施する場面があり、部員一人一人が雑多な役割を担っているところを見て、言葉に表せない驚きを感じました。
永南中の演奏会は当校体育館で実施され、45名近くでの演奏でした。全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した時の演奏曲が披露されるなど、全国大会常連校の風格を漂わせていました。風格を漂わせながらも、寸劇などの余興を交えた演奏やオリジナリティを取り入れた学生の演奏で、来場客に和やかな雰囲気を並行して漂わせる創意工夫に努力の偉大さを感じました。
表現が足りないところがあるが、3校それぞれの印象を私なりに記憶出来る範囲で述べました。
吹奏楽部定期演奏会は、それぞれの学校の最上学年の生徒にとって学校生活最後の演奏になるということで、来場客に良い演奏を聞いていただいたり、部員にとって良き思い出に残る演奏会にしようと、部員一同は創意工夫を凝らして普段の活動に取り組まれています。その他、吹奏楽連盟が主催しているコンクールは、複数の出場校が決められた時間内で演奏を披露し、審査員の判断基準などで金賞や銀賞などの結果が判別される形態になっています。
コンクールでの複数の出場校の普段の練習の成果を発揮しようとの志を持っての演奏を聞くことで、金賞や銀賞などの結果を問わず、努力することの大切さや偉大さを身に染みて感じ勉強になることがあります。
定期演奏会となると、最上学年の生徒にとって学校生活での最後の演奏となる卒業演奏の位置付けがあり、演奏会終了のところでのセレモニーで語られる思いを聞いて、涙が出るなど感動する場面があり、コンクールも良いけど、コンクール以上に心にインパクトが残ります。旭実・旭農・永南中の定期演奏会からもそのことは感じました。
定期演奏会の実施に向けた内容などを検討する吹奏楽部員は、来場客に喜んでもらうなど外部の方々の信頼を得て、そこで自分達にとって良き思い出に残る演奏会になると真剣に考えています。そこは、会社勤めをしている社会人が外部からの信頼を得ることが必要と考えるのと共通しています。信頼を得るとなると、自分自身はまだまだ人間性を磨いていく必要があります。
旭実・旭農・永南中の定期演奏会での生徒の挨拶で「ぶつかること(対立すること)もあったけど」が共通して述べられてました。生徒が集う部活動でも社会人が集う職場組織でも、違う考えを持つ人間が集まるので、対立が起きてしまうことがあると思います。
そう一概には決めつけられないですけど、間違った考えで受け取られるかもしれないけど、対立が起きた時に解決に向けて動く時に必要になることは、一つの組織として自分達の都合を考えるのではなく、外部からの信頼のためなど外部の都合を考えることが必要になると思います。
対立した時の解決になるとは限らないけど、外部の都合を考えて方向性を検討して行動していくことで、一人一人の成長が見込めると思います。自分達の都合のみで考えてしまうと、組織内でどっちが良くてどっちが悪いかの不毛な検討でとどまってしまい、互いの成長では無縁になると思います。
私の直観で思いついたことだが、旭実・旭農・永南中が対立を乗り越えて良き定期演奏会を実施出来た要因は、自分達が喜ぶのではなく来場客に喜んでもらうことを必死に考えての日々の活動の取り組みにあります。そのようにして日々の活動に取り組んでいる部員一人一人に感謝したい気持ちです。
私は楽器を演奏することは出来ないが、定期演奏会やコンクールなどで吹奏楽演奏を聞いて、トランペット、チューバ、ホルンなどの金管楽器やクラリネット、フルート、サックスなどの木管楽器やマリンバ、シンバル、ティンパニなどのパーカッション楽器から奏でる意味さと美しさを兼ね備えた音が耳に入り、心が盛り上がります。また、演奏に取り組む一人一人の姿勢を見て、普段仕事に取り組むための必要な精神が学べます。
旭実・旭農・永南中の定期演奏会に行って、素晴らしい演奏を聞けた経験が、一人でも多くの人々に信頼されるための自分作りに結び付いたらと思います。

音楽の持つ力は素晴らしいですね!