ID-Eの旅行記#004◎帯広美術館~球体のパレット~編◎

お疲れ様です、ID-Eです。
ポスターを見たときから興味があった、
『球体のパレット』というアート展示を見に帯広まで行ってきました。

この鹿のアートを、実物で見たくて…!!
(集合体恐怖のあびこさんは見られないかな??)

じゃじゃん!!すごい!本当に球体がくっついてる!
※展示品は、写真撮影OKとNGのものがあり、OKのものはSNSへの投稿も
OKとのことで、ここで掲載させていただきます。
本物の鹿の剥製に、たくさんの球体をくっつけています。
球体は細胞をイメージしているそうです。


おもしろくて、うつくしい。
360°、どこをみてもたくさん球体がくっついています。
毎日数億個の細胞が生物の身体で再生・死滅を繰り返す…
そんなふうにポコポコ生まれてくるイメージでしょうか。
展示品はたくさんありましたが、その中で特に気に入ったものを
数点掲載させていただきます。

紙袋を切り抜いて、中に木がうまれています。
それだけでもすごいですが、その木の影がほんとうの木漏れ日のように
なっていて、ここだけで小さな世界がうまれているようです。

これは、網膜をイメージした作品。
まぶしい光を見たあとに目を閉じたらこんなふうな世界が
見える気がする。

ちょっとおぞましい光景だけれど、血っぽくて人間を感じます。

こちらは、「死」がテーマの作品。
「不在」をとおして「存在」について問う。という言葉に納得。
着用している姿はない(不在)のに、確かにそこにいたような
形跡(存在)を感じます。

糸がものすごくびっしり張りめぐっています。
たぶん浮いていると思う。
このドレスの真下は、白い影があります。
真上からは何もさえぎるものがないけれど、回りの糸が足元に影をつくっていて
逆にドレスには白い影ができているようです。
それも、ドレスが存在しているのに影が白くて、不在なことを感じて
すごく不思議で、でもストンとテーマに納得することができました。
たくさん興味深いものがありましたが、ここまで!
アーティストはひとりひとり、自分の人生にテーマをもっていて
そのことに追求を重ね、実際目に見えるものに表現する、その
葛藤を感じました。
一緒に行った人に、もう一周しようか提案したところ、
「頭がパンクしそう」と言うので帰ってきました。だめね~~~
11月には、札幌の美術館にも来るようです。
興味のある方は、ぜひ行ってみて下さい。

3件のコメント

  1. m16さん>
    なぬっ!では見に行けないですね…?
    大小サイズの違う球体がさらにゾワゾワを
    感じさせますよね、、、
    水晶の中に透けて見える鹿の毛も、透明な水晶の
    向こう側もきれいなんですけどね
    仁べえさん>
    なぬぬ!!!では2周目はだめですか~~~
    あんまりカワイイものがなくて、どちらかというと
    独創的なものが多くて「感じる」ということが
    メインな展覧会でした~~~
    またおもしろいものがあったら行ってみたいです

  2. 最初の鹿のヤツ。
    私苦手です。
    球体がたくさん集まってるって。
    ゾワゾワします….。

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