(無題)

『卒研(卒業研究作品)提出に向けて苦しい時期がありました。
何年か経って、人生の本当の苦しさを知らないこの時期を思い出すとき、
自分の幼さや非力さ、要領の悪いまわり道や、迷いばかりが思い出されるかもしれません。
しかし、
幼さは正直さ。
非力さは、既成概念にとらわれないこと。
要領の悪さや迷いは、慣れや惰性的でないため、
全て新しいモノを生み出すために必要な要素でした。
いつまでも失って欲しくないと思います。』
大学卒業時、信頼する先生から頂いた言葉です。
仕事で、慣れややりやすさを第一に考えてしまいがちなとき、
時々思い出しては、もう一度よく考え直したりします。
この先生は大変厳しく、かなりきついモノの言い方をする人だったので、
だからこそ余計に思い出すのかもしれません。
先生。もう一度お会いしたかったです。
あ、まだ生きてますけどね。
そんな学生時代を過ごした我が母校(旭川キャンパス)も、来春をもって閉鎖となります。
さみしくなりますね。

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