懐かしいの漫画

お疲れ様です。
最近、休日は特にどこか行きたいという所が無いので、音楽を聴きながら部屋の掃除をしたりしています。
しかし、お掃除あるあると言いますか、掃除中にふと目に付いた漫画などが視界に入ると、休憩がてら少しだけのつもりで読んでしまい、結局、長時間読み更けてしまうという事があります。自分もその一人で、頻繁に読む訳では無いけど、昔好きだったものなんかを見つけてしまうと、懐かしくてまた読んでみようとなってしまいます。
その中でも自分が特に好きだった、思い出に残っていた漫画の一つが、「スパイラル〜推理の絆〜」という作品です。
この作品は今から20年ほど前に月刊少年ガンガンという漫画雑誌で連載されていた作品で、当時小学生だった自分は、使えるお小遣いも少なかったという事もあり、姉と一緒にお金を出し合ってコミックスを買っていました。そういった部分も思い出補正になっています。
大まかなあらすじとしては
ある日、主人公の鳴海歩の元に、兄・清隆から電話がかかり、「ブレード・チルドレン(呪われた子供たち)の謎を追う」という言葉を残し、突如失踪する所から物語が始まります。そして、月臣学園へ通う高校1年性の彼の周りで、次々とブレード・チルドレンに関連する事件や命懸けの心理戦に巻き込まれていき、その背後には彼の兄である清隆が裏で糸を引いていると明かされていくといったものです。
ジャンルとしてはミステリーアドベンチャーということで、一般的な刑事・探偵が登場するものとは違い、何処にでもいそうな少年少女たちが非現実的な事件に巻き込まれていき、それらを解決していくという話しとなっています。
自分がこの作品を読んで思ったのは、ストーリー序盤から中盤は、主人公の論理的思考能力の高さと、彼と対峙する人物たちとの駆け引きに引き込まれていくのですが、物語の終盤では主人公をはじめ、ブレード・チルドレンなど、作中の少年少女たちのあまりにも辛く、理不尽過ぎる現実、境遇に読んでいて胸が痛くなるのですが、その中でも未来に希望を繋げようと立ち向かう姿は、読んだ後に心にくるものがあると感じました。
今回紹介したのは漫画版ですが、一応アニメ版もあります。ただ、放送当時は連載途中という事もあって、アニメのエピソードが原作に追いついてしまい、後半はオリジナルストーリーとなっている為、個人的には漫画の方をおすすめします。それでも、アニメのオープニングとエンディング主題歌は結構好きなので、そちらはおすすめ出来ます。
作画も比較的綺麗で登場人物も殆どが美少年、美少女なので女性受けも良いと思います。
コミックスは全部で15巻あり、スピンオフなどの派生作品も幾つかあるみたいです。

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