フィリピンと言う国は、海外へ出稼ぎに行くと言うことに
関しては熟成された国のようだ
非常にローコストで行くことが出来る法律や仕組みが
確立されていて、行く人の敷居も低く
また行った先の国で問題を起こして帰国したら
フィリピンで罰せられるのでトラブルも少ない。
フィリピンとベトナムでは平均収入は同じ位だが
ハノイとマニラを比べると
明らかにマニラの方が発展した街に感じる
フィリピンは早くから日本にある様な外資の外食も
日本のコンビニも入っているしショッピングモールも多い
しかし最低賃金は何時も微かしか上がらないので
あっと言う間にベトナムに賃金は抜かれるだろうと
言うのが現地見方らしい
そう言う意味では、実習生はフィリピンの方が
息が長いかもしれない
ドゥテルテ大統領について聞くと
役所の書類で2日かかるのが30分で済むように
なったり犯罪が減ったりと高評価だ
その裏にあるのは厳しい対処があるからだが
トランプ大統領同様に外から見るのと
内部の反応は違うようだ
でも、まだマニラの治安は悪くお邪魔した企業の方達も
Hold up に合う事があるようだし、車も乗ると直ぐ
ドアロックされるので危険なんだろう
色々な国へ行くと、その国の産業が必要と言うことがよく分かる
そう言う意味では、フィリピンの最低賃金を安易に上げないと
言うのはフィリピン産業を守る国策と言うことかな