6月11日、震災からちょうど3ヶ月過ぎたこの日、東京都千代田区にある3331 Arts Chiyodaでガイガーカウンターミーティングが行われたので、参加してみました。
会場の3331は秋葉原駅のすぐ近くなので秋葉原駅前の秋葉原UDXの地下駐車場に車を止め、600mほど離れた会場まで歩きました。秋葉原に来るのは10年振りくらいですが、自分の知っている秋葉原とは大きく異なっていました。なんだかメイドさんがあちこちにいて、落ち着かない街になりましたねぇ。
このミーティングの趣旨は、現在も継続中の原子力災害でこの日本でもガイガーカウンター(もしくはサーベイメーター)が普及し始めたのですが、測定方法が不適切なために正確な計測ができてない例が多く見られるため、正しい測定方法を普及させようと企画されたそうです。
主催者はメディアアーティストの八谷和彦氏。この人の作品で有名なのはPostPetでしょう。使ったことはないですけどね。
講師として高エネルギー加速器研究機構の科学者の方々。科学者というか物理オタクといった感じの方々でした。
午後0時から開催されましたが、今日中に福島県に行かなければならないので、そんなに長く居られません。
参加したのは簡易校正企画。これはガイガーカウンター所持者だけ参加できる企画でした。私が参加している動画がUstreamに公開されています。お暇なら見てみてくださいね。
密封線源のセシウム137を中心に置いて、そこから同心円状に半径15cm(0.6uSv/h)、30cm(0.2uSv/h)、60cm(0.1uSv/h)の所に線が引かれています。
その線上に自分たちのガイガーカウンターを置いて、どんな値が表示されるか見ていくわけです。
自分のEcotest社製 TERRA MKS-05は15cm(0.48uSv/h)、30cm(0.28uSv/h)、60cm(0.14uSv/h)という値で、ちょっとイマイチな計測値でした。絶対値は信用できないのは分かっていましたが相対値も信用できないなぁ、これでは。
もう1台、もうちょっと信用できるガイガーカウンターを買う予定ですので、2台で計測すればちょっとマシな値が取れるかもしれません。
この時点で午後2時30分。今日はこれから400kmほど走らなければならないので、ここで会場を後にしました。