お気に入りの

先日、昔よく行っていたラーメン屋に久しぶりに寄ってみた。
（最近お気に入りになった店が混んでいたので仕方なく）
その店に行かなくなっていたのは、店員のおばちゃんが気に入
らなかっただけで、味は比較的好きな方だった。
店のそとから覗いてみるとあのおばちゃんの姿はみられず、
そしてすぐに座れそうだったので入ることにした。座れそうと
いうより座っている人がいない。つまりガラガラだった。
よく行っていた頃はいつも混んでいて店にも活気があったのに
少し残念な気持ちになった。
席について少しするとラーメンが運ばれてきた。
一人しか客がいないのだから早い。
久しぶりにこの店のラーメンを見たのだが、なにか昔と違う
ような気がした。
とろとろチャーシューがハムみたいなモノに変わっていた。
ここはチャーシューが売りの一つだと思っていたのに。
さらに味もいまひとつ。客が減った訳が理解る気がした。
会計のとき、なぜチャーシューを変えたのか訪ねた。
店員が前のチャーシューが入ったラーメンあるよと
壁のメニューを指差した。
“1,300円”
(# ﾟДﾟ)
昔：850円　→　今：1,300円
フ　ザ　ケ　ン　ナ
観光客目当ての価格設定なのか知らんけど
味も悪くなったし、値段も高くなってがっかり。
店員に余計なお世話を二言、三言言って店を出た。
今お気に入りの店は、無料で大盛りにしてくれたり、
「もう一玉いらんかい？」と言ってサービスしてくれたり
気前もいいし、味もいい。そしてなぜだか呑み過ぎた次の
日が不思議と楽。
ここには変わってほしくないな。