臥薪嘗胆

昔の映画で‥
「ベン・ハー」だっただろうか  主人公が奴隷となりガレー船に乗せられてオールを漕いでいる
倒れこんだ奴隷を助けようとしたが、そんなことはしないでちゃんとオールを漕げとばかり、背中にムチを打たれる。(これはいちシーンですが)

先日だったが、東京の法務省の管轄○○管理局に行ってきました。行ってきたではなく、「頭を下げに行った」と言う表現の方が正しい。

問題になったのが、
自分では良かれと思って遣ったことに“お咎め”を受けた。
社長として社員に「人助け」のつもりであったことが、最終的に法に触れることで、ダメだという。
私的には、「そんな事 知らなかった!」、更には、その経緯から全てを話し説明しましたが…
結果的にはダメなものはダメ…!

簡単な例えが…
私が、空腹で倒れかけて居る外国人を助けた。
その外国人が助かった事実とか、その経緯はどうでもいいらしい。
先方が言っているのは…
「その、助け方が悪い!」という事らしい。

何故だ~と声を大にして言いたい。

あなた~ねぇ
家(うち)みたいな中小企業は、社員(外国人)と社長に「血」が通っていないと遣っていけないんだ、その「血」こそが社員も頑張って仕事してくれるのだ。
あなたのような銀行口座に自動的に入り、給料を誰がくれているか分からない公務員には、分かるはずがない!!
(実際にはこんな啖呵は切れませんが)

日本の法律に盾(たて)ついてもダメですが、
日本の場合は、縦割り社会 なんにしても各省庁ごとに決まりがあり、それをクリアするには、法や決まり事を守っていくしかない。
そして 法や決まり事には「今回だけは!」と言う言葉もない。

情け容赦なくムチを打つ あなたを別に恨みもありません。
これも、あなたの仕事ですから充分に理解しています。

ここは ムチに打たれても 打たれても
「臥薪嘗胆」として がんばるしかない。