創業20年を迎えて


お陰様で創業20年を迎えることができました。
私も子供の成人式を迎える以上に、会社が20年を向かえることが出来た喜びはひとしおです。

市内3条12丁目の小さな事務所を借りて5人でスタート。端からみたら会社ごっこしている様な状況だったと思いますが、「本人は必死!」
仕事は「企画プランニング」とうたっていたが、「金に成ることは何でもした」といった方が早いかもしれない。
失敗は計り知れない。お客様から多く叱られその度に多くを学ぶ事ができました。
少しづつ社員が増えて自社の不動産も持つようになり現在に至っています。

5年前には「15周年」として会計事務所の先生や取引先にお声を掛けてささやかながら、祝賀会を催しました。 よって、今年は創業20周年目だからと春先の段階から、計画にいれておりました。

しかし、思うに、
昨今の状況から「何が20周年だ」と言われそうだし
かって、私も色々な企業や店舗等の記念祝賀会に出席させて頂きました。
昔は企業の力の誇示もあり、祝賀会にはまず、○○先生が来て、銀行支店長から、そうそうたるメンバーをそろえたものです。 しかし私の知る限りでは、その様な企業等は3分の1も残っていません。中には、「ありありとご祝儀集め」と陰口もききました。

そんなことで、今回の「創業20周年を向かえるささやかな祝い」は、お客様に一切声を掛け無いことにしました。その代わり社員の家族や子供達を招待して会社の身内ファミリー中心にいたします。 そして実行(やる)となったらゼストの持ち前、社員の早いこと、早いこと!
今年のテーマは「感謝」・「爆発」・「Change」としています。

本心では「この人にはスピーチを戴きたい。」「この方には万歳をして頂きたい」
そして多くの社長さんからも叱咤激励の一言を戴きたいと思いますが、やはりお客様にご無理やご負担を掛ける訳にはいかないと言う、経緯でございます。

私たちは、本当に取引先を始め、多くの皆さんにお世話になっていることは忘れませんし、今まで育ててくれたご恩に「感謝」申し上げます。
本当に、創業20年を迎えることが出来た喜びは、社員共々皆様にお礼申し上げたい。
「ありがとう御座います。これからも末永く、見届け下さい。」