Don,t come back

スティーブ・ジョブスの言葉に
「実際に使ったら、元にもどれなくなる」とある。
 優れた製品を手にすると最初の違和感があっても、数日たつと、それが当たり前になり、もはや前の事などは忘れてしまうものだ。

 こんな題材で、スティーブ・ジョブス氏の言葉を使って大変申し訳ないが、会社事務所のトイレ便座をウオシュレットに取替ました。それこそ正に利便性の良いモノを使い慣れると手放せなくなるのと、女性社員の強い要望?にて福利厚生の向上です。
「新年からお尻が暖かい…」とHさんとNさん
 今では日本のトイレの6割以上がウオシュレットで、それこそコンビニのトイレまでもがこの設備で当たり前となっている。
 このウオシュレットの製品開発と文化を創り上げたのが日本人でした。出来上がるまでの逸話がTVで放映されていたことがあった、更にお尻を洗う文化(習慣)を広める事に一躍かったのが、あの天才コピーライターと言われていた仲畑貴志氏です。
 仲畑氏は、「これは、ソニーのウォークマンやニコンのカメラなどの商品に負けない技術です。堂々と勝負しましょう」と話し、
 そしてあの有名な 「おしりだって洗って欲しい」という銘コピーでTVCMを流し、当時としては衝撃的なCMだった。
 商品開発もさることながら、そのものを使わす文化を浸透させる逸話も大変きになります。
 例えば、誰もが知っている「ファブリーズ」…これなどは2年前は無かった商品で、商品開発というより、使わす文化(習慣)を作る方にお金が掛かっています。
 弊社の製品なども皆さんに使って頂くまでが大変ですが、スタッフにいつも言うのが、「市場の2割浸透すると、そのものは当たり前になる」と、だから2割浸透させるまでが大変な努力が必要です。
2割までがターニングポイント
多分 商品の中には良い商品があったが、浸透しきれずにボツにした商品も山ほどあると思います。
だから当たり前にする努力を継続する事にあります。
 そして
 当たり前のモノは、もう元には戻れない。
★ Don,t come back

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