95,604円

新年度になって初めての給料日を迎える、社員の場合は給料日は大変嬉しいのだが経営者の立場では憂鬱な時もある。
 特に今年は4月から新人6人を向かい入れての体制作りだけに、頭の中では間違いなく前年対比の経費増が頭をよぎる、おまけに4月は昇給月でもある。
そして、雪解けも遅く、仕事が遅れている。
 いつまでも、ぼやいていると「社長~大丈夫か」と言われそうなので、弱気の発言はもうこのぐらいにしておこう~!
実は先月、関東営業所開設以来、関東営業所が本社の売上げを初めて抜いた。わずか95,604円だが、初めての快挙だ。閑散期は別にして関東営業所の9人で本社の大人数体制より抜いたのだから凄い…!
今後はこの様な逆転が大いに起こりえる事だ。
 前述で書いた、新人6人の内3人が関東営業所に行ってもらったのも、これは逆転に備えての事と、今期の売上目標を達成するために、伸びしろに力を集中させる為だ。
 関東も残業が続いているという。ここ一週間ばかり、真理夫と真理子(印刷機械の名前)がフルに動いて、企画部門も残業で退社が遅くなったようだ。
 午後7時、机から頭を持ち上げると、事務所に多分17~8人は居るだろうか?
工場の者、営業/企画と立ち話での打ち合わせなのか雑談なのか…わいのわいのと喧騒だ。

しかし、
 この者達を見ていると、希望が湧く。私の年齢で希望が湧くと言うのは何だが、未来が明るい…と言おうか、 それは若いスタッフ達ばかりだからだ。
 これが50~60代の者達がわいのわいのとしていると、それは狂騒囂囂で、失礼だが夢、希望を持とうと言ってもダメだ。
 現在、20代が19人、30代が10人と、これだけの若いエネルギッシュな者達がいるのだから…本当に未来を見ることが出来る。
 ドラッカーが言っている。
「成長には栄養が必要である。成長とは、資金の余剰ではなく資金の不足を意味する。」…と、
 有名な大企業は、必ずと言っていいほど、資金不足に直面した過去を持っている。資金不足を何とかしようと必死にもがいてきた結果、企業体力が向上し、大きな規模になっていったのだ。

 若い者達にも成長の為どんどん壁を与える。
 一時の資金不足や計画のずれがあっても、これだけの若いエネルギッシュな社員達と一緒であれば、必ず成長を望む事が出来るはずだ。
 若さは可能性だ…!
    未来は明るい…!!
!!

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