先日 弊社に業界の大先輩なる社長さんが朝一番に来られました。
社長さんとは2,3回程しかお会いした事が無くけして、親しい訳でもなく、社員に言わせれば 商売敵(かたき)と言うかもしれない。
先方の社長さんも、そして私も外部の情報を通じてお互い意識しない訳ではないと見えて、どちらかといえば親しげな会話でのスタートだった。ほぼ一時間程会話は弾んで、こんな気さくな社長さんであったことを改めてintoした。
業界の厳しいことから、お互いの失敗ばなしに話が盛り上がる。
その中で、弊社の事務所を見て、「今のヤツラはコンピューターに向かっているが、仕事しているのか遊んでいるのか分かんない」…と言われていた。
確かに事務所内では10人程がPCの前に座っている光景であるが、「それは違います。」と内心思いました。
それは一昔の話であって、今はけしてそんな事はありません。
基本的にPCは道具です。その道具を使いこなす人の能力は問われますが、この道具の使い方が「価値」をあげるモノです。確かに「お金は会社の外にあり」は分かりますが、外で労働者が働いても、時給プラスなんぼの人件費しか計算されません、しかし、このPCの使い方で、途轍もない付加価値を生むのです。
社長は企画の者達に何時も言います。
コンピューターを使えるからとか、キーボードを早く打てるからと思って自分はデザイナーだと思っていているようではダメです。最終的にその者のセンスです。感性です。
雑誌や外部の情報に感動しなさい。感動から模倣が始まる。
これまで考え出されたものを模倣し、吸収することから、新しい考え方が生まれてくる。”感動”なくして発想はあり得ません。
模倣から発想を生むと言う事は、当然、「模倣すべきもの」が自分の頭の中に入っていなければなりません。その為にその分野について勉強し多くの情報を収集しなければなりません。
自分自身を向上させようとするためには、知識が必要だ。
その知識を得るためには、実際に勉強と経験を積むしかない。
経験を積むことで、人間はいろいろなことを学び直して、自分自身を拡大さ
せていく。
これが、向上するということだ。
…?…!
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