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この度、数社のお取引先から、お中元なるモノを頂戴いたしました。
 「大変ありがとう御座います。」お礼申し上げます。
しかし、次年度は受取に関してご辞退を申し上げます。
 当社は、数年前から、この様な事は「辞めましょう」と各お取引先に呼び掛けております。
 一つは経費の削減ですし、時代遅れです。
当社にしても、この様な行為で、お客様と末永く繋がっているとは思っていません。
 それよりも普段の取引にて、少しでも安くしたり、訪問や電話の回数を多くする事が大切だと思っています。
 例えばですが、私は家電類は某メーカーが好きです。多少そのメーカーのモノを買います。じゃぁ~そのメーカーからお歳暮が届くかといったらそんなことは絶対ありません。それと一緒です。
 昔ながらの習慣や慣わしを不義にする訳ではありませんが! 会社の方針としてHP上でも奨励しています。
 http://zest-system.com/boss/09info.html
 いかなる場合も双方はフィフティーフィフティーだと思っています。
こちらは「こんなに買ってあげている!」と思っても相手は「こんなに安くしてあげている」「あなたのわがままに対応している」と思っています。
「○○してあげている。」は双方の決まり文句。
「してあげている」では無く双方「してもらっている」と思わなければなりません。
 当社の工場内に下記のメッセージを掲げています。
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| 取引業社との永いお付き合いは
| 厳しい数字管理と感謝の気持ち
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「していただいている」は、感謝の気持ちが大切です。
そして「厳しい数字管理」は馴れ合いをなくすことです。
 当社の製品は重く運送業社様には大変無理も言ったり、融通を利かして頂いたりで感謝いたしています。
 しかし、あるドライバーさんが、「ここの商品は俺だから運んでやっているのだ」と言うようになり、態度も大変横暴に変わりました。
 当方も感謝はしますが、ビジネスの中で毎日ドライバーの機嫌をとってまでは続きません。
「やってやっている」と思っている貴方の驕りにほかなりません。
 致し方なく、他の業社様の見積をとり、取引を変えさせて貰いました。今更電話を貰っても「あとのまつり」です。
 利益は「してもらっている」と思うところに貯まるものと思っています。

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