風は吹いた。

「ソ、ソ、ソクラテスか プラトンか」の超有名コピーを残したコピーライターの仲畑貴志氏は言う
「広告は喧嘩だ」広告を出したは、風は吹きませんなって言っているぐらいなら、広告費をどこかに寄付した方がいい。と過激な発言をしている。
また、松井証券の松井氏は、「広告というのは企業の魂の叫びだ」と言っている。実際に、松井証券の広告は、全て社長が作っていた。
そしてこの様に言っている。
「僕の思いを全然知らない人が作ったら、見る人がその広告から受けるイメージは、松井証券の魂の叫びとはかけ離れたものになってしまいますよね”
 ”広告は、単なる商品説明で終わってはいけない。広告は本来、お客さんに対して、自分たちが一体何をどういうふうに考えて商売をしているかという意見表明なんです。
広告にはある種の哲学がなくてはいけない。哲学に欠ける広告では、お客さんの心を動かすところまでいかない”
 私も色々広告に携わってきていますが 本当に広告は難しいです。
スーパー等のプライス先行型のモノから、イメージを大切にしたモノまで千差万別です。
しかし 広告も一つの情報として考えるならば企業側はもっともっと情報の発信をしていかなければならないと思っています。
そうしないと、お客様の記憶から薄れていくことだけは確かです。
 先般、北海道新聞に5段通しの広告を出しました。
商品を販売するのではなくイメージ戦略に近いモノで「当社のビジネスモデル」と「今回の受賞お披露目」を兼ねて…でした。
社内的には ”冒険でしょ”という意見もあったと思います。
 しかし、企業のビジョンとポリシーを交えた「企業の魂の叫び」です。
 外出して会う人会う人が、「出ていましたね…」と言って頂く。また、何年もお逢いしていない方からも、電話を戴きました。エッなんでこの人がと思う方からも 声を掛けて頂きました。
 末端の社員もこの様な経験をしたと思います。そして、その事がモチベーションに繋がると思っています。
 ”ゼストシステムここにあり”で…
いくらからず「風は吹いた」ことだけは確かです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない内容は投稿できません。