人の気持ちとは簡単に変わるものだ。
特に物質欲などは、時間経過とともに「○○が欲しいと思う。」絶頂を期すと、どうでも良くなり、今度はなんぼ進められても”欲しいとは思わなくなる。”最後は値段がなんぼ安くても要らない”
この気持ちは営業をしていると、つくづく分かる。
見積依頼がきて、何度も打ち合わせを繰り返す所の方が、最後は没ってしまう事がよくある。これなどは、欲しいと思う気持ちから、段々手に入れたイメージに変わり、他人や身内の色々な話を聞き最後はその経過にて、その者の欲も干されて、いらない気持ちの方が大きくなる。
ショッピングでも、ウインドーに飾られていると時と、いざ手に入れた時とでの思い入れは全然違うもんだ。
仕事の大小はありますが、以外と現場下見のその場で、「ここはこの様にしては」と説明をしながら、大雑把に「このぐらいの予算をみてください」と言ったときの方が、簡単に決まる事がよくあります。
その為には、こちらのあらゆる施工経験と、瞬時の判断が求められますが、お客様の”欲しいと言う気持ち”+アドバイス+手頃予算が重なった時です。
この様なことを何故書いたかは…
実は先般、個人的にちょっとした大きい買い物をしました。
買い物する前に、あ~でもない、こ~でもないと、夢もふくらみ そのモノを手に入れた構想の青写真までも頭で描きます。しかし、その経過のなかで、色々な他言があったり、そして女房とも言い合いの喧嘩をしたり(意見の相違は茶飯事)、前述で話した、絶頂を期すと、どうでもいい気持ちになっていました。特に発注書にサインして頭金まで払った段階以後の気持ちの落ち様は、「あの時の強い願望はなんだったの!」と、自分でも不思議なくらいです。
「鉄は熱い内に打て…」ではないが
気持ちの絶頂の時に、なるべく時間をおかないで、進めるべきだ。
これは、営業の鉄則かもしてない。
鉄は熱いうちに打て
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