最近のTVは、やたらとご当地グルメや旅番組等が多すぎる。これは予算がつかない実情がありありと分かる。
一昔前や三流タレントを使って、取って付けたようなコメントの連発で、本当の美味しさが感じられない時がある。
グルメ~グルメって言うけど…
なにがグルメなんだ…
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人が「食べる」と言う行為に対して…
大きく分けて4段階あります。
①生存要求‥‥‥食べられれば何でも良い
(生きるために何でも食べる)
次に…
②安全要求‥‥‥とはいえ、怪しい物は避けたい。
(やっぱり、体に不健康なものは食べれたくない)
生活が出きる様になり
③社会的要求‥‥人並みのものを食べたい。
(お店で売られている一般的な食料)
これが過ぎるとグルメという
④差別化要求‥‥他人とは少し違う、こだわりのものを食べたい。
という事になる。
日本人の食文化は「差別化要求」以上の段階でグルメではなく「愚留味」になっている。
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会社に、現在中国人の研修生が働いてくれている。本人も仕事を覚えながら、稼ぐ為に日本に来ているのであろう。
その者と先日、一緒に食事をする機会があって、その食べ方にチョット唖然としてしまった。
食べ終わった後 ご飯茶碗に…ご飯粒がいっぱいついているではないか!それも30粒以上…
(エッ…お米をそんなに粗末にするの)、
私などは小さいときから茶碗に米、一粒でも残したら親に叱られたものだ。また日本人でも、そんなダラシナイ食べ方をする者はいないはずだ。
自分が思っていた…ものと大きくかけ離れて、ビックリしたが、最終的に文化の違いであろう。
「衣食足りて礼節を知る」…
礼節を忘れない為に…度を過ぎてはいけないのでは無いか。
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