自分の拘りで、下駄箱やロッカーなど番号の付いているものは、「素数」の番号を選ぶように努めています。
何故かは、番号を考えて選ぶ事によって、その下駄箱やロッカーなど番号を忘れにくいからです。
「素数」とは私が説明するまでもなく、1とその数自身でないと割り切れない数字のことで、例えば(1.2.3.5.7.9.11.13.17~)から始まり2桁の一番大きい数字は97です。
3桁位になると少々考えさせられるが下1桁が1.3.7.9が多くあります。
先日、関東で『素数ゼミの謎』の本を見つけて、興味深く読みました。
アメリカには13年ゼミの他に、やはり素数の17年という生育年数を持つ17年ゼミというセミがいる。これらのセミは、アメリカの各地で局所的な大発生を起こし、繁殖期を終えると成虫は死に絶えて、つぎの大繁殖期まで姿を現さない。これはアメリカ全土である年に一気に起こるのではなく、毎年、散発的に違う場所で大発生が決まった周期で起きる。どうしてこんなことがおこるのか、そして、どうしてその年数が13年と17年という素数なのかを、判りやすく説明されていました。
そして素数どうしの最小公倍数が、他の数字よりも大きくなることが、太古から生き延びれてこれた理由らしい。
小学年の時にセミを捕まえていたら、兄にこんなことを言われました。「セミは7年間 土の中にいて、1週間くらいしか生きていないのだから、可哀想だから捕まえるな」と、それ以来セミに対しては同情的見解をえがいている。