海外出張と通訳

先週は、びっしり中国に行っておりました。
当然、仕事です。

 行く前に、多少減量しておりましたが、やはり旅行は“見学、歩き、食べる、飲む、食べる”があり、特に夜などは、現地の方々と食事をするので、気をつけようと思いつつ ついつい「食べ過ぎ~!」
3kg程太ったかもと思っていましたが、なんとか行く前のプラス1kgでした。
やはり それなりに歩いたからか…(一安心です)
 中国の現状は、日本から見た一般的な情報とは、裏腹で、「天津の爆発事故」などを聞いても、我々が心配するほどではない。「そう言えば、そんな事も有ったなァ~」位の…国家作手による情報の瑣末化にある。
 国土も広く、日本の人口の13倍以上いるせいか、「小さな出来事」の様で…別に問題視するような事もなく、相変わらず国民はエネルギッシュに動いている。
 これを思うと… 逆に、日本のTV番組の方が、些細な事件を多局争っての報道合戦が、異常に感じられる。
          ☆

 写真は、日本のコンビニ店並の「コンビニリヤカー」とでもいいましょうか!
食料品以外、生活雑貨がビッシリと積まれている。
中には、女性用のブラジャーまでがつるしてあり、下手なコンビニよりも種類がある。
 わずか5分足らずでも、2人程の客が着き、売れているのに驚きだった!
      ★
 私もいろいろな国に行くが、一番の難所は「通訳者」選定だ。
今では、お陰様で、各国各市にそれなりの通訳者がいて助かっている。なかでもM国などは、タクシードライバーの方で、日本語万能、私1人で訪問しても、空港まで迎えに来てくれ、ビジネス紛いの通訳も完璧で熟す人もいる。
 しかし、過去には、少し勘違いをする通訳者もいた。
ビジネスの通訳で、当然金額の話になる。更には食事会の接待も受ける中での同席で、双方の社長達の伝導役が、さも自分が当事者の様な気になるのか!
 失礼な言い方だが…大きい金額で、更に食べた事が無い様な豪華な料理を前での、献酒に、正気差を失い、自分も偉くなった気になるのか?
 「お前~、チョット勘違いしていない?…飲み過ぎだぞ!」と言いたい者
 更には、相手企業から、キックバックを求める者までいた。
   ☆.。:・.。:*・☆.。:*☆.。:*・
 でも、今回の中国は、弊社の社員でる「タク主任」が通訳者
“転んでも、石ころをポケットにする”“見えない物を見たがる”好奇心旺盛な私だけに、
 大変厄介な依頼人で わがままな社長に同行し、完璧に通訳をこなしてくれた。
 通訳者の力が発揮されるのは、ビジネスの通訳より、会食会場にある。
例えば今回の様に、
 私(日本語のみ)、タク(日本語/中国語)、先方の社長(中国語)、先方の通訳(中国語/日本語)と言った様に、日本語で話しても、解る人は3人、中国語で話しても解るのは3人である。
冗談や笑い話を、どれだけ瞬時に伝えて、タイムラグ無く4人全員が笑える場を創ることが、通訳者の役目だ。
 また、私も「本音をチラつかせながら建前を言う!」
そんな時も、タクは、自分の判断で、後から、ちゃんと「社長はこの事を言っているのだ」と相手に伝えてくれた事が嬉しい。
 「タク主任」
    本当に大役…ご苦労様でした。
      また、宜しく頼む!

 大きい電光掲示板によるウエルカムボード

 ※

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です