残りの人生

映画のストーリーを地で行くような内容だ。
 赤ちゃんの取り違えにより60年間、お互い対象的な人生を歩んできたのだから…、
 片や家族が6畳一間で暮らし、片や池に鯉が泳いでいる超裕福な家庭。
お互い60年間という過ぎた人生は戻ってこない。
 色々と考えさせられるニュースだ。
 子供がよく口走っていた…
「〇〇ちゃんの家に生まれていたら~毎日ケーキ食べれたのに…」とか
「もっとお金持ちの家に生まれれば良かった…」などと、
 私も小さい時の記憶としては
 冬は、薪やオガクズも運ばされた、豚舎の糞掃除もさせられた、多分裕福の家柄ではなかったと思う。
 しかし、それが不幸だったとは微塵もない。
本田宗一郎や松下幸之助も、幼年期はもの凄く貧乏だったと言っている。
 サラブレットのように「血筋」を重視するのであれば、本田宗一郎や松下幸之助も、大成していないであろう。
 その人が幸せであったか不幸であったかは、本人の気持ちしだい。
幸せは、客観的なものではなく、主観的なものだからだ。多分、死ぬ間際に、一番幸せだったと思うのが一番の人生の気がする。
 残りの人生を思う存分生きようではないか!。

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