情報の氾濫時代

今年の一年スタートに「希望」と「不安」 どちらを強く感じられますか?…こう聞かれて、私には「希望」がありますと答えると、こいつは馬鹿かおかしいか、それとも変人扱いされる昨今。
 心理学者は不安があると「不安を消す必要はありません。ほんの少しだけ、希望が上回ればいいのです。」と言う。
近年の社会情勢の不安要因は、情報の氾濫にあると思われる。
 連日連夜、「リーマンショック、不況、失業、デフレスパイラル」などの話を耳にすると、希望どころか不安を煽るだけだ。
 先日あるTVクイズ番組で、「30年前より殺人犯罪が増えているか、減っているか?」の問いに、ゲストは「増えている」と答えて間違っていた。(チョット記憶が定かでないが)その解説として、「ニュース等で頻繁に耳にするので多いと思われがちだ」との事、私も増えていると思っていた。

 更に最近はネットや掲示板はTV以上に情報伝達力は世界的に凄い勢いだ。YouTube はだれもが投稿できて、世界中の人が見れるコンテンツだ。地球の裏側で市民が滑って転んだ事まで瞬時に伝わる。
 先日YouTube で、再生回数が多い物で「子供が150ドルで売買される」と言う動画が出ていて 驚愕してしまう。このような事が日常的のように流れている。
この様なマイナー的情報を流す者も見ている者も再生回数の数字で競そう媒体が出来ている。
 今は世界総人口全ての人が情報を発信出来る世の中になったことと、情報に国境はなく誰にも止められない凄い伝達力が有ることです。そして益々情報が氾濫してマイナー的情報は更に不安を煽る要因です。

 我々はこの氾濫している情報社会の中で、これから「何が本当で、何がダメなのか」を判断していかなければなりません。
 更に経営者やリーダーは、その情報の裏側と先を予測する力が求められると思います。
予測していけれる者でないと生き延びて行かないでしょう。
 そしてその予測する力が、多分「希望」だと思います。
 今日、酒を飲みながら、交わしている情報は過去のものです。
「希望」は未来にしか有りません。
厳しい一年を迎えるとおもいます。しかし、明日の希望に力は抜きません。

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