マクドナルドの社長 原田泳幸氏の著書にあったが
会社の組織内を大体大きく分けてこの4種類だと言う。
・「バカ×バカ」バカな振りして、実際にバカなヤツ
・「利口×バカ」利口そうな振りして実際はバカなヤツ
・「バカ×利口」バカな振りして実際は利口なヤツ
・「利口×利口」利口な振りして実際に利口なヤツ
それで、どれが一番良いのかというと、「バカ×利口」バカな振りして実際は利口なヤツ が一番いいと言う。
そして、次に良いのが、「バカ×バカ」こらはみんなが分っているから、人に迷惑を掛けないからいいらしい。
そして3番目が「利口×利口」という。一見、一番良さそうに見えるが、この者はチームプレイが出来ない弱点があるという。
そして一番こまるのが、「利口×バカ」だと言っている。
この4種類で順位を付けるとしたら 私も同感だ。
本当に一番ダメなのが「利口×バカ」利口そうな振りして実際はバカなヤツ
このような者は後輩が入るとすぐに先輩ずらしたり偉ぶりたがる、下には絶対に人は育たない。
バカと利口は極端だが、組織の中では、必ず先輩と後輩、上司と部下、年長者と新人などの上下の関係が出来上がる。
そうなると、上に立つ者で、そのセクションは全てが決まる。
能力が無い者が権限を持って上に立つと、部下はその上司より絶対に伸びない、それは伸びようとする部下を上司がつぶすからだ。
「弱い犬ほど吠えたがる」ように、怒る事が「偉い」と勘違いしている。
部下を一番ダメにする きまり文句が「余計なことするな」だ。
この様に言われて怒られると、誰もが積極性を無くし指示待ちの人間になってしまうからだ。中には、二度とやってやるものかと、いった状態になり、その組織は見せかけだけの組織になってしまう。
それでは、どのような上司(リーダー)が優れているかと言うと…
私が思うのでは、能力があり仕事が出来るに越したことは無いが、それよりも優れたリーダーは、自分の強さと弱みを知っている者だ。
ダメな人間は、自分の強みは知っているが、弱みを知らない。もしくは両方とも理解していない。さらに弱みを隠そうとするから、怒り吠えたがる。
しかし優れたリーダーは、自分の強みとともに、弱みも知っている。その弱みを部下にさらし、弱みを補う人を周りに配する。
弱みを補ったチームは強いチームになる。そして、組織にはバランスと安定性が生まれる。
自分の弱さをオープンに出きる人間こそ強い者はいない。