男女雇用均等法なんてもんで、今では募集に、男・女とか年齢を明記出来ない。
明記出来ないから、例えば女性スタッフが欲しくても、老若男女、猫も杓子もわんさと来てしまい、無駄な面接を繰り返す。（当然、希望として伸びシロがあるのは若い者だ）
それで…
先日、斬新な募集広告をだした。
募集内容を出来るだけ分からなくして、「内容はHPを見てください」という事にしました。 狙いは、HPも見ない人は要らない＝それなりの若い人材が欲しい。という事です
また、面接は夜８時までとしたのは、今、他社に在籍していても面接にこれるようにです。
内容に勤務時間や休日、待遇、の当たり前の事は一切入れない、また給料等の事も一切入れない。 社名もロゴマークとアルファベットの横文字だけで、これが募集広告なのと言われる内容である。
弊社はHPにて、全てオープンにしています。今いる社員がどの様な雰囲気で仕事をしているのか、また、会社の土壌となる企業文化はどの様なモノかを理解出来ると思います。
残念ですが、電話での問い合わせで、仕事内容を質問してくる人は却下となります。
その中でも十数名の人達が弊社まで面接に来て頂きました。
前項でも書いていますが、面接も両者フィフティーフィフティー（(50/50)で、我々の会社も面接されているものと思っています。
面接にて、不採用となった方々には遠方まで来られ、大変申し訳ありませんが「この度は、ご縁が有りませんでした」。
昔、飲食店の経営者から聞いたことがある話ですが…
「何人もの若い女性が入っては辞めていく、その中には、こいつはナンバーワンになるだろうと思う素質の女性が一杯いた、その女性（モノ）を見抜けないのが残念だ」と…
確かに、面接や一時の時間で、その人の能力も分かるわけでは無く、特にこれから変わる素質などは皆無にひとしい。
最終的に皆さんの能力を見いだせないのが弊社の汚点です。
仕事は、何にしても大変が当たり前です。もし今の仕事が楽だったら、間違いなく 首になるか、会社が無くなるかのどちらかです、仕事をすると言う事は生きる事なのです。
だから、弊社も底知れぬ厳しさがあります、それは大人としての暗黙の了解事。
しかし、弊社は、 その大変な…生きる事に対して、「みんなで笑って進もう！」と言う企業文化があります。
そうそう こんな感じです。
先般、事務所で工場のM主任が いきなり笑い出した。
みんなが心配して「ダイジョウブ！？」（正気か）と声を掛けたら、本人曰く「もう笑うしかないわ…」…
M主任の「笑える」ポジティブなGutsにBravoだ。
今回の面接で、今、他社に在籍している者が来ました。
第一声は「HP穴があくほどみました」と…
そして、今の仕事も手を抜くではなく、きっちりとこなしているようだ。
何が本人を急き立てたのか…
「毎日、仕事しているエネルギーを くすぶらす のではなく完全燃焼させたい」
と言う事だと思う。
人という資源は意思をもった存在である以上、不完全に燃焼させるのでなく、常に排気を良くし、風（酸素）を送り込む事で完全燃焼してくれる。それも超 燃焼効率が良いもの。
その風が「社風という企業文化だ」
働きがいのある企業で、人はより良い資源となる事を忘れないようにしていきたい。
オ┃ス┃ス┃メ┃
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