入社試験

ここ何年か新卒者や採用者に
採用時の簡単なテストを行っています。
昔は、このテストの重要性をそんなに重視することは殆どありませんでした。
しかし、最近の学生にこの試験をやらすと、
「えっ~こんな問題も出来ないのか!」とあっけに取られてしまいます。
自分も学生時代は、けして自慢できる成績ではなかったが
ここは一般常識でしょと思う問題です。
総評として、今の学生は〝〇割〇分〟の意味が分からない者が多すぎる事です。
① 3000円の商品が3割引きで売られています、いくらで買えますか?

この問題を答えられる者は10人中6人くらい。
② 野球打者の打率が3割6分です、50打席に立ってヒットの数は?

この問題で正解者はそれこそ2割もいません!
③ 2700円払いました、この中の消費税分(8%)は幾らですか?
この計算になると殆どの者ができません。
「3割引き」の言葉が分からないのだろうと思い、
「30%OFF」なら分かるだろうと説明しても分からない者がいたのには唖然とさせられた。
④ 次の英文に当てはまる日本の諺(ことわざ)はなんですか?
「Time is money」⇒

因みに今だから言える社員の珍回答者
・「お金より時間」/美M
・「時間はお金と同等又はそれ以上の価値がある」/もI

・「これはお金です。」/KS  ・「時間厳守」/FS
 おいここは「時は金なり」は常識でしょといいたい。
⑤ 1686円をコイン(硬貨)で持つと最低何枚必要ですか?

正解は10枚で、この問題でも2割の者は回答できません。
(TK君20枚はどっから出たの!!)
更に簡単な計算問題(例えば12×22とか300×600など)が出されています、正直いって小学生でも出来るでしょと言う問題ですが、出来ない者がおります。
(Y井/300×600=1800になっていますよ)

計算の出来ないのはまあまあしょうがないとして
私的に重要視するのは、立体的な物事を判断できるか!を見る為に展開図や図形の問題も出します。
 仕事柄上、デザインや図形はこの立体的な判断が出来るか出来ないかで大きく違ってきます。
   ☆
※売上は10年前の2倍、20年前の年商が今は月の売上、それでは今の年商は幾らでしょうか?
  ハイ…これは問題ではありません。
       社長は何を言わんとしているかが問題です。
 近年、弊社も仕事内容の変化と数字が大きく伸びてきています。例えば2年前と全体の社員数(出たり入ったり)は大きく変わらないのに、数字は伸びています。
 これは、正に社員全員のレベルが凄く上がってきたと理解しています。
 その中で、過去の様に多少問題が出来ない奴(バ〇)でもいいから入れようと言う様にはならなくなった。
(※際どい者達、昔の入社で良かったな~笑)

 特に中途採用者になると、
社会経験があるのにも関わらず一般常識が分からない者は、弊社に入りたいではなく、今の現状のぬるま湯にさえ甘んじている者と判断しざる負えない。

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