仕事のある幸せ

お盆も開けて、やっと本格的に動いてきたようで多少社内も慌ただしくなってきたようだが、まだまだ慎重をきさなければならない。それこそ世間の社会情勢は暗雲としている。
大手企業倒産から同業他社の各経営者に話を聞いても、本当に厳しい状況で、ある経営者は売上が前年対比の半分しかないという。一割二割減ならまだしも五割減だと企業経営の根元が保たない。「毎日会社に出てくるのも辛い」と嘆いていた。
 経営者にとって出社は極端な話「会社の太陽のようなもの」!社長が暗く出社したら社内もけして明くるなく暗雲としているだろ。
 昨年の今頃の手帳のメモを振り返ると、もんもんとした日々だった。メモには「とりあえず 目をつぶろう…耳をふさごう…」「報告よりも敬意だ…」と…色々…
 結局は身錆び 水をやりすぎた花はダメになるでは無いが 「過ぎたるは及ばざるごとし」となった。
 話は変わって 人生には喜びもあるが、喜びそのものを「欲する」ことは出来ない。同様に幸せは決して目標ではないし、目標である事もできない。別に幸せを求めてはいけないというのではない。
幸せと不幸は表裏のようなものだから、幸せを求めると言う事は、今が不幸ということになる。不幸とまでいかなくても不本意な状態にあるに違いない。
幸せとは義務を果たした結果、思いがけず手に入るものに過ぎない。従って幸せを得ようとすれば、いつも失敗する事になる。
今現在、こうやって会社に来ている事に感謝して、惜しみなく努力という義務を果たすことが、今の幸せを継続出来るはずです。

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