「人材」と「企業組織」と言うものをつくづく考えさせられた。
T課長が言うように「今すぐ結論を出すほど大きな問題は無い」と言うが、問題が起きてからではなく問題が起きる要因を見抜かなければならない。
当社は風通しが良い、悪いで言ったら とても風通しが良い会社だと思います。「風通し」は字のごとくゼスト企業の風土であり、組織のコミュニケーション力と組織文化です。その根底にあるのが社長も含めて全社員の「信頼」にあたります。
「何が良くて、何が悪いんだ?」と言う問いに私の答えは…
①なまずや活魚を生きたまま運ぶときにその魚の天敵を一匹入れるという。魚は死に始めると水もにごり一気に全滅となる その為天敵を一匹入れる事により、魚達は食べられないようにと機敏に動き緊張感を保ち死ぬ魚も少なくなったという。
この緊張感が人間には必要なのです、特に企業組織において。
②会社に従事する要因として、A・仕事が好き、会社が好き、楽しい。B・生活の為に働く。C・仕事のある社会的充実感と執着心 、この3つが要因となる。この3つの中でひとつだけ ずば抜けて優位であってもよいが、ひとつでも掛けていると、なんぼ仕事が出来て優秀な者でも永くは持たない。例えば、:仕事も楽しいし好きだが、別に生活には困らないとか:フリーター的考えで仕事に執着が無いなど。この執着が無いことはいつ首になっても と言うことで緊張感が無いと言う事に等しい。
③会社と言うものが物質の分子なら社員一人ひとりは原子みたいなものです。色々の原子が合わさって異質の物質を創り上げています。例えば酸素Oと水素のHが合わさって異質の水H2Oとなる。しかし更にOの原子が増えると水ではなくH2O2の過酸化水素になってしまう。これを無くすのが社長の仕事で指示系統でもあります。
以上が回答と言うよりもZESTの企業と言う輪郭なのです。この輪郭に嵌まる者でないといけません。
今回の件で思うこと!
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