ノーベル賞

「俺も本当は今頃、ここでノーベル賞 受けるはずだたのにナァー …」
 ハイ…、ハイ…、と
いつものように鼻で笑われ流される。
 幼年期、何になりたいのと聞かれたら
必ず…「博士(ハカセ)になりたい。」と言っていた
すると夢も微塵もない大人達は…
「ハカセでなくバカセだろう…」と揶揄されたものだった。
 鉄腕アトムのお茶の水博士にあこがれたのか、白衣を着て、深夜問わず無心に何かを作り上げ…「やっと完成したぞ」という、あのキラキラしたシーンが
子供ながらに焼き付いているのかも…と、
        今だから笑って言える馬鹿セ話しだ。
     ★
 それにしても、
日本人3人のノーベル物理学賞受賞は凄い、快挙だ。
中でも
中村修二さんの開発の逸話は、本も読ませて戴いたが…
日亜化学という田舎の会社で、社長を説得して最終的に開発予算3億円の許可を得て、何度も何度も失敗の連続だったようだ。
 そして、開発の中では、よく「偶然」という言葉が使われます。
私が思うのは、何も無いところに「偶然」は起らない!
「偶然」の前に必ず「必然」という要素があるからです。
たまたま、人と話をしていた、その時に素晴らしいアイデアのヒントを貰う、これなども、その人がいつも何かアイデアが無いかを考えていたからです。
 それが、必然の要素です。
成功したことが偶然のように映るのであって、その裏には、成功に値する準備がしっかりなされているのす。
 弊社の社員にも良く言います。
お客さんの所や世間に、必ずニーズあり、ヒントがある、後は本人の心構えのみです。
     ★
 同じノーベル賞を受賞した
ノーベル平和賞受賞、マララ・ユスフザイさん
本当に17歳なのと疑うほど、しっかりとしたスピーチに驚く。

Why is it that giving guns
is so easy but giving books is so hard?
銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。
Why is it that making tanks
is so easy, but building schools is so difficult?
戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。
  シンプルで端的に明快 心に刺さる!
    涙が出る思いだ。

5件のコメント

  1. 人との関わり合いというのは本当に大事ですね。実感させられました。
    人の話を聞いてそれを自分の中でよく考えて処理する、というのを日常的にやっていけたら、私たちの生活ももっと毎日が発見でいっぱいになっていけると思いますし、是非そうなりたいです。

  2.  松田凌輝君
    世界を見ると、日本の幸せ感がわかります。
    そして、幸せボケしている者達の多いことも。

  3. 僕たちが生活しているなかで当たり前と思っていることが実は当たり前ではないということに気づかされます。

  4. 保田 海郁君へ
    マララ・ユスフザイさんの
    さらに凄い逸話のスピーチが…これです。
    「I had really two options.
     One was not to speak and wait to be killed.
     And the second one was to speak up and then be killed.
     And I chose the second
    「私には二つの選択肢しかありませんでした。
     一つは、声を上げずに殺されること。
     もう一つは、声を上げて殺されること。 
     私は後者を選びました。」
    同じ殺されるなら、声を上げて殺される方がましだ…と
    いう事だと思います。
    日本の17歳がこのようなことが言えるでしょうか
    いや、大人も言えないでしょう。

  5. マララ・ユスフザイさんの言葉は本当に素晴らしいと思いました。17歳の頃の私には到底思いつかないと思います……。

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