社員研修旅行を終えて
いつもホットするのは、何事も問題なく全員無事で帰ってきたことに安堵を感ずる。正直言って社長なりに気を張っていたのか、帰ってから関東の引越し疲れも引き継ぎドット~疲れがでた感じだ(年のせいなのか)。
過去にも、旅行中風邪の熱や怪我で病院に行ったという事があったので、全員旅行保険は必ず入れ、注意事項説明やチーム編成行動等にて万全の体制を整える、しかし、人数が人数だけに、多少のアクシデントは覚悟していたが、本当に大きな問題が無かった事が一番の成果だ。
いつも言う様に、海外旅行だけは、なんぼ時間や金が有っても行けるものでは無いと言うもの、海外旅行だけは“思い切り”が必要。
旅行実行前に、色々な話しを耳にする…
「どうしても行かないとダメですか~」とか「家庭の事情で~」とか、そんな事は、もうどうでも良い、今更始まったことではないし、色々な考えの者達もいる。
しかし、社長としても“思い切り”で決めた以上は、社員に最大限に「感動」と「陶酔」を深く味わって頂きたい。
その為には、街の中も徹底的に歩かすし、観光コースに無いところも行く。全身で異国を感じてほしい。
社内のブログを見ても こいつは連れて行って、価値があったと思う者も多くいる。「社員への投資」で書いているように、費用は目に残るものになっていないが、社員全体をレベルアップしてくれるものと思っています。
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作家の伊集院静氏がこんな事を言っている。
何もしたいことが無いと言う若者に
「旅をしなさい。何処に向かってもいいから旅に出なさい。世界は君や、あなたが思っているほど退屈な所ではない」と言う。
すると何人かの若者が反駁(はんぱく)するかのように…
「旅をして何があるのですか?」…と
更に伊集院氏は…
「何が有るかは、旅をしてみれば分かるはずだ…」と…
旅…という表現だが…
くすぶっていないで、行動しなさいと言うことだ。自分の普段の生活から一歩抜け出して、五感で外を見なさいと言う事です。
そこには、今まで自分の知らない事や、感激、感動が有るからだ。
ネガティブ思考とポジティブ思考。
コップに水が半分残ってたときに、「水がまだ半分有る」と思うかそれとも「もう半分しか無い」と思うか… その考え方で一秒先の未来が変る。
「自分を不幸」と思うか…「こんなに恵まれているのか」と思うか…その思いで、貴方の生き方が変る。
特に、アジア圏に行くと、自分たちの恵まれている環境に驚き、その境遇にどっぽりと浸かっている自分を嘆(なげ)かわしく思う。
どの様に思うかで、その者の未来が決まる。
「思いはモノのようなものです。それは恐ろしいほどパワーを持っています。思いはやがてクセになり、クセはやがて具体化して、事実となる」
と言ったのは…ブライアン・アダムスだ。