2月も今週で終わりか、早いもんだ。
今月は、出張や、契約や、仕入や、御付合いだ、遊びだと、会社を空けている日がとてもおおかたが、出張に行って一番うれしいのは、本を読む時間が取れることだ。
普段会社にいるときは、なかなか時間が取れないが、出張中は移動の乗り物の中やホテルの就寝前など充分に時間を有効に利用できる。
そして ある人は言っていたが
「人は 必要なときに 必要な本と出会う」…と、迷っていた事が、本の一読にて解決された時は、冥々さが一気吹き飛ぶ爽快感だ。
例えば、嶋聡氏の「孫正義の参謀」
社長室長として孫正義氏を見て支えた臨場感あふれることが多く書かれており、ワクワクドキドキしながら読めた。
ボーダフォンの買収から、始まり、「光の道」実現を目指した動き、そして挫折、東日本大震災を経て、再生可能エネルギーへの注力、アジア・スーパーグリッド、そして、スプリント買収によるアメリカ進出と…
改めて、孫正義社長の「基準の高さ」と「志の高さ」に驚倒する。
「自分の家族を食べさせていくだけなら十分に自信があった。だけどそれではちと志が低くないか。 世の中の為、人の為、人々のライフスタイルそのものを変えるくらい大きなものを21世紀に残したい。それが僕の理念なんです」(孫正義氏)…と、
確かに、結婚したら、家庭を守り子供を育てることに専念する、しかし、それを目的にしてしまうと、“ノミの瓶詰め”ではないがそれで終わってしまう。 男児として生まれたからには、
責任と義務 ≦ 夢と志 を持ってもらいたい。
既婚者の男たち(弊社の女性達も)よ…!
オイ…お前のことだ…!
★
経営者は、“寝ても覚めても”が当たり前の職種です。
常に仕事の事を考えていると言ったら過言ですが、触覚だけは張っているということです。
外国に行っても 何処に行っても、遊びに行っても経営者の触覚で物事を見ます。
先般でしたが、沖縄に行ったときに、たまたまショップに寄った所が大変興味のあるビジネス先だった為、そこの経営者と2時間のやり取り…
一緒に行った同行者達から、いい加減にして…とイエローカードを出されたが、最終的にビジネスに繋いだ。
この話を、ある方に話したら、
「あなたは抜け目ないね!」と言われたが、抜け目ないのではなく、いつでも触角というのアンテナを張っている事です。
※
オダチ屋大輔君…
この話の続きなのですが…
最初は全部で8万円位になり、私は「まけてほしい!」と言ったのですが
そこの社長は「うちは一歳値引きできません、安いんだから…」の一点張り。自分では 致し方ない それでも買うつもりでした。
色々話をしていて…
名刺を渡し、「北海道でこの様な仕事をしています」
「この仕事は、社長 好きだ無いとできないですね…」と言ったら
「そう~なんだよ」…と、
マリモようかんの皮が割れたように、一気に打ち解けて、お互いの世間話となりました。
そして、気に入ってくれたのか 最終的に 4割引いてくれる事になりました。(それには私もビックリです)
交渉とは…
お互いの共通点を探し、相手を理解してあげることから始めると良いですね。
ここは、私も もう一度行こうと思っています。
見落とさないですね。ビジネスに繋がるか、繋げないか、それに気付くか気づかないかだと、雲泥の差がありますね。そしてBOSSはビジネスに繋げてきた。経営者と2時間のやりとり、聞いて居たかったです。