イノベーションとM&A ②

企業にとって
絶対にイノベーションは必要です。
ひと昔前までは、業界の〝天皇〟と言われた会社も、今では
〝風前の灯〟状態になっている。
更に、幹部の独立や組織の分断で〝空中分解〟した会社など枚挙にいとまが無い。
正に危機感の希薄と、変わることに恐れていたイノベーションの未着であったことだ。
M&Aは事業を成長させる大きなチャンスです。
しかし、また、
  M&Aが全て良いとも限らない。
例えば「ライザップ」の様に上場資金を元手に、手当たりしだい買収して結局は経営危機に陥った話は有名だ。
更に、余剰資金を元に、本業の職種以外に手を出す。
(製造業が飲食業に/運送業がホテル業に)最終的に買収先の業務管理が出来ずに大赤字になったはなしなどと…
 これまた、多き話だ。
     ☆
弊社の、些少ながらの拡大は
 ・GF部門は、木製品を加工しているうちに、物置を作るようになり一般のお客様に提供するようになったこと。
 ・アルミ溶接部門は最初は全て外注していたが、その金額が増えつづけて、たまたま、その技術者と縁が有ったこと。
 ・鉄鋼部門は、GFの外構工事を請けているうちにカーポートも外注に出していたが、多くなると自社で作るのが得策になった。
 この様に、自社の関連性によって、拡大していっただけに、本業から遺脱したことはやるべきではないと思っています。

   それと…
私的には、絶対に「製造業」です。
 製造業は作る楽しみがあり、一番は〝付加価値〟です。
付加価値に上限はありません。
今後のM&Aにしても、関連業種か製造業にしか耳目はありません。

 ※つづく

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