やれない事の甘え

昨日「社長…チョット時間いいでしょうか」と他社の21才なる社員から相談を受ける事になった。
 別に人生相談を窓口としている訳ではないが、私としてのアドバイスをするだけである。
・「人生に無駄なんてない、どんなことでもお前のプラスに成っている。」
・「自分の気持ちに素直に生きなさい。」
・「自分が何かしたいと思った時が一番の旬だ。」
嫉むほど若いのだから、もっともっと色々なことに挑戦してほしい。
 私も、「もう10才若かったら…○○していた!」と口にする時がある。更には「今更、こんな事したら、笑われるよな!」とか言う時があるが…
 先日読んだ 川北義則氏が本にこんな事を書いている。
【野球評論家の豊田泰光さんに言わせると「人生に順序なし」だそうだ。豊田さんは野球選手を34歳で引退してから、奥さんに「やりたいことがある」と言って遅まきながら大学に行く決心をした。しかし、奥さんには生まれたばかりの子がいた、それに実家の母親の面倒も見なければならない立場で、自分だけが学校に行くわけに行かないと断念した。そして野球評論家になって、当時の広島カープに(当時)ゲイル・ホプキンという内野手がいて、そのホプキン選手が練習の合間に部厚い医学書を読んでいる姿をよく見かけたという。その時は「ご苦労なことだな」くらいの印象しかもっていなかった。
 だが、しばらくして帰国したホプキン選手が、外科医になった話を聞いて、豊田さんはハッとした。
彼が、プロ野球という競争に厳しい世界に身をおきながら、自分がなりたい医者を目指し、ベンチでも本気で勉強していたことを知った。
 自分はどうだったか、「家計を支えなければいけないから勉強できない、というのは自分の甘えであったかもしれない」。豊田さんはこの時「下手に順序なんて考えてはデメだ。やりたい事は、今すぐ取り組むのが正しい順序なのだ」と言うことを学んだ。 これは貴重な忠告だと思う。】
私も「やりたいことがあったら、迷わずやってみればよい。」などと、最もぶって話すが、実際には自分でも やりたいことを実行する事に於いて色々な壁を自分で築いてしまっている。
出来ない理由を探したり、出来なかった事を家族のせいにしたりするのは、やはり自分の甘えだろう。
自分のやりたいことや成りたい事への思いつきや理想を描いているようではダメです
「心からの思いれ」と「信念」と「努力」が必要だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない内容は投稿できません。