労基と「タガが外れる」

緊張を解いて羽目を外した時に使われる慣用句で
「タガが外れる」と言う
 樽桶の木材を竹の輪っこで締め付けている材を〝タガ〟言う

樽桶に内容物を入れると湿気や内容物から受ける圧力をタガでガッチリと
止めているのだが、未使用であってエアコンが効きすぎる場所や
冬場の乾燥期には、タガが緩みはずれる場合がある。
タガが外れると樽桶の木はバラバラになる。

 

 

 

 

 

 先般、労基(労働基準監督署)が、初めて入った。

手前みそだが、弊社は中小企業の割に〝会社カイシャしている〟
 色々な福利厚生の充実から時間外も10分単位で計算してきた。
その中で、物理的な事など数点の指摘事項を受けて、
 是正していくのはいいのだが、、、

たとえ労使関係でも基本は人間関係だ
時間や数字だけで 決まり事を ひとくくり出来ものでは無いと思う
 人間は皆 血が通って体温のある生き物
十人十色で一人ひとり、性格も能力も違う

 その中で、いかに労働(生活)と言うモノの中に
遣り甲斐と楽しみをもって、働いて行くかだと思う。

 弊社は3つの営業所があり、更に業種も多岐にわたる
営業マンやデザイナーとデスクワーク集団から、指先職人から筋肉モリモリの肉体労働集団と
バラエティーに多数抱えているが、
   社員の一体感は、はんぱない! これは社長も自負するところだ。

労基の言う決まり事だけの 乾燥しきった管理で会社経営は出来るものではない
それこそ乾燥によってタガが外れ、社員の一体感がバラバラになる
 人の繋がりというモノは、程よい湿気が必要なのだ。

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